努力すれば予防できる

顎の骨が溶けてしまう
高齢になると歯を失い、入れ歯を使う人の割合が増えます。
その多くは、歯槽膿漏が原因だと思ってください。
そのぐらい誰でも発症するリスクがありますが、歯槽膿漏になると治療が難しくなります。
なぜかというと、顎の骨が溶けているからです。
通常入れ歯は、顎の骨に乗せて固定します。
しかし顎の骨が溶けていると、入れ歯を固定できずに浮いてしまいます。
すると口を開けるとすぐに入れ歯が落ち、日常生活を送ることも困難になるでしょう。
歯医者に行けば歯槽膿漏を治療できると思っている人が多いですが、1度溶けた顎の骨は元に戻りません。
特に顎の骨が溶けている範囲が広くなると、入れ歯を使っても食べ物をうまく噛めないなどの障害が出てしまいます。
進行が進んだ場合
口内で雑菌が繁殖すると、歯槽膿漏になります。
そしてその状態を放置すると、雑菌が血管を通って全身に行き渡ると覚えておきましょう。
すると糖尿病や、動脈硬化などの症状を引き起こします。
このように全身でトラブルが起こるので、歯槽膿漏にならないよう対策をしなければいけません。
これまで歯槽膿漏を甘く考えていた人は、改めてください。
非常に恐ろしい病気ですが、予防方法があります。
日頃から予防していれば、歯槽膿漏になるリスクを下げられるので安心してください。
また、高齢になってから予防をするのでは遅すぎます。
若い時から予防を始めて、将来歯槽膿漏にならないよう気を付けてください。
若くても、口内環境が汚いと歯槽膿漏になるリスクがあります。